山田担がひと夏でHiHiに落ちた話。

閲覧してくださったみなさま、初めまして。

どこかの町で平凡に暮らしている一般人、ユウアと申します。ちなみに本名とは全く関係ございません(笑)

読んでいただく前に、はてなブログどころか、ブログ自体が初めての経験なのでお手柔らかにお願いします。語彙も乏しいのであしからず。

ド新規の話~?見てやるか〜と心優しい方はこのままスクロールどうぞ(汗)

 

 

山田担?HiHi? 

 

さて、「山田担」「HiHi」あなたはどちらに惹かれてここへ来てくださったのでしょう?

タイトルで丸わかりだと思いますがその通り、私は山田担です。過去形ではないです。現在進行形です。そんなデビュー組ヲタクだった私が平成最後の夏にHiHiの沼に落ちた思い出を、私自身がこの想いを忘れないようにするためだけに書くただの備忘録になります。ただ、どこかで他の誰かも同じような気持ちでいて共感してくれたり、中にはこんな人もいるんだって事が少しでも伝わればそれ以上に嬉しいことはありません。

 

先に言います。この先、にわか、ド新規、掛け持ちNGな方は回れ右してください。チケットの譲渡に対して抵抗がある方も同じく回れ右。いいですか?もう言いましたからね?

 

急遽決まった友達とのサマステ

 

先程から書いているとおり、山田担の私にはサマステ、ましてや六本木なんて縁のない現場のはずだった。各所で平成最後の夏と言われながらも、ツアー初日が8月31日、もはや秋に差し掛かる頃と宣言されたJUMP担には長すぎる夏になると思ってた。そうずっと思ってた。まさか自分がEXに通うことになるなんて、7月24日の公演に入るまで頭にもなかった。

 

そんな中、Jr.が気になってるという友達と予定が合ったので興味本位で急遽入ったサマステ。ちなみにこの時の私の知識量は、

「サマステ?HiBだっけ?どこでやるの?六本木?交通費いくらだっけ?ん〜あの瑞稀君?強火山田担だよね可愛い」

とまぁこんなレベル。実を言えば瑞稀君と金指君以外顔と名前が一致してなかった。あ、あと龍我君(ドラマの影響)

 

でもって急遽?って思いますよね、だってチケット慌てて買ったんですもん。それほど安かった。可哀想なくらいに残ってた。みんな定価以下でも売りさばきたい焦りが見えててこんな世界もあるんだなぁと思ったのを覚えてる。

 

初めてのEX

Jr.担の友達から聞いてはいたものの、デビュー組ヲタクからしたら驚くほど狭かった。そして近い。何あれどこにいても肉眼で見えるじゃん。

あと、初めてなのに遅刻寸前で会場入りしたのは今となってはいい思い出。何も分からないくせに立ち位置レポもセトリもろくに見ず、スタッフのお兄さんに下手側が空いてます!と流され下手バルコの階段下に入った。ちゃんとレポ見て構えとくべきだったと沼にハマって後悔したのはまた後のお話。

 

やっとのことで居場所を確保し、一息つくとすぐさま始まるOP。周りの様子を伺いながらそれとなく声を出してみる。まぁ顔と名前一致してないんですけど(汗)

セトリもJUMPとセクゾ、その他有名な曲しか知らずファンも一緒に踊る曲は目立たない程度に真似をした。Jr.担は怖いイメージがあったので(ひどい偏見)ひたすらその場の雰囲気に馴染むことが最優先だった。

 

ファンサの求め方

それなりに雰囲気にも慣れ、心に余裕が生まれた頃にやってきたいわゆるファンサ曲。にしてもバルコ近すぎね。ほんと近いって最高。

そこにはデビュー組ヲタクからしたら驚く光景があった。そう、ファンサを自ら求めに行くヲタクの図。さすがに初めて見た時は正直引いた。何あれ、上から鯉に餌やった図じゃん。地獄絵図。

とまぁ、冷静すぎてこんな事思ったけど後に私も求める側になった。と言うか、あのバルコ下の中に冷静なやついたら逆に浮くやんけ。

団扇持ち込めないとこうなるのか、はたまたJr.担の中ではお決まりなのか、、、まだサマステしか行ったことのない私には正解がわからないがとても不思議な光景だった。少なくともデビュー組の野鳥の会派ヲタクには難しかった。どなたか心優しい方教えてください(笑)

 

後の公演で瑞稀君から確実ファンサは貰えなかったけど、金指君と藤井君にハート作ってもらえたのでサマステ初心者にしては満足した。

 

あの時の運命

本来なら興味本位で参加してJr.の現場を偵察して帰るつもりだったはず。それがそうもいかなくなったのが流されるまま入った下手階段下の威力。何故かって?アンコールで階段の隙間から下を覗いて手を振ってくれたから。そう、瑞稀君が。

周りに同担いなかった上に友達からも「あれは確実に見てた!ちゃんと手振ってた!」と言われたのでそう思うことにしてる。事実、終演後に周りにいた人から「あのお姉さん瑞稀に手振ってもらってた」とコソコソ話が聞こえた。結構聞こえるのよ、、いい話ならいいけどそれなりに気をつけた方がいいよ、、

 

ここまできてそれだけ?と思うかもしれない。純粋すぎる、確実ファンサ貰ってないんでしょ?と自慢げに自分が貰ったファンサについて話したい同担もいるかもしれない。それでも私は、あの時の瑞稀君の笑顔が忘れられなくて今に至る。私の中であの一瞬は誰にも負けないキラキラのアイドルだった。それこそ山田君にも負けないくらい。あの時のときめきはきっと一生忘れないし、彼の話が出れば必ず思い出すと思う。ちゃんと視界に入り、手を振ってもらっただけでそれほど嬉しかった。

 

普段デビュー組のヲタクをしてるとファンサなんて貰えたらこの後死ぬんじゃないかと思うレベルだし、確実に視界に入り手を振ってもらうだけで嬉しいもの。ましてや、コンサートでは毎度席がいいわけでもなく、トロッコに乗ってきてくれたところでお尻を向けられることの多さ。あと、お手振りだけでこんなにテンション上がるのは多分私がファンサをする姿をなかなか見かけない山田担だから。

それこそ、どのJr.もファンサマシーンに見えたし、他の人のファンにも、ここでファンを増やそうとして頑張る姿が見え隠れしてみんなキラキラして見えた。こんな私にもファンサくれたちびジュの子可愛かったなぁ。大丈夫、頑張ってるもんみんなファン増えるよ。でもお願いだからアンコールだけでいいから名札をつけて出てほしい。顔と名前一致するのに時間かかる芸人なもんで。

 

後に何公演かお邪魔して確信したのが、瑞稀君は下手階段下をよく覗く。ましてや赤のペンラがあれば(ほぼ100%あるけど)お手振りもかかさない。だからこそ自分が特別だとも思わないし、珍しいことでもないと理解している。分かってはいるけど、そこは1度落ちた沼から這い上がれるわけがない。あとはそのまま沈むだけ。終演後、友達と外へ出て一言。「やばいむり」この一言にどんな意味が込められているかは、読んでくださっているみなさまなら分かりますよね(笑)終演後にはもう井上瑞稀担の出来上がり。ほいほいとTwitterさんで次に行ける公演のチケットを探していました。そして気がついたら合同、Hi侍、Hi単独、とコンプしてたのはもはやネタ。この行動力を宿題と勉強に活かせたらいいのにと何度思ったことか...

JUMPで遠征するための資金を貯めていたこともあり、多少なりともお金があったから余計にちょろかった。ちなみに倍率高すぎて遠征どころじゃないけど。

 

Jr.担への道

さて、そんな形でまんまと井上瑞稀に落ちた山田担。少し前までは「Jr.担ってデビューできるかわからない子を推してて楽しいの?露出も少ないしCDもないじゃん。ってか同担拒否多すぎて怖い嫌だ。」

と、まぁ今考えれば失礼すぎることを呑気に話していたっけ。自分が落ちるわけないからと頑なにJr.を遠ざけてた。

 

しかし、サマステにお邪魔したことで昔の私とは反対に、Jr.を推す意味を発見した。

・アイドルとの距離が近い

・成長過程が見られる

王道なのはこの辺だと思うが、私が瑞稀君、いや、HiHiを応援したいと思ったのはまた少し違う理由かもしれないが、きっと共感してくださる方もいると思う。それが、

 

彼らの青春と思い出の1ピースを作りたいと思ったから。

いつ一般人になるか分からない彼らの儚さがたまらないから。

 

え???さっきデビューできるか分からないのなんのって言ってたよね?と思うだろうがそこは私も自分で前言撤回する。あの少年たちが醸し出す儚さにやられないわけが無い。

あとは語彙力が乏しい私には説明するのが難しい。

なんというか、、、

 

幼い頃からジャニーズとして生きているメンバーもいるJr.だからこそ、青春=ジャニーズのようなところもあるはずで。そんな青春の真っ只中に、ステージに立つその視線の先に、彼らを希望へと導く数多のファンが必ずいて、キラキラした青春のかけらとなる。それって素敵じゃないですか。たとえ彼らが表舞台から降りようとも、青春を捧げたその景色は思い出となって消えないでしょ?同じようにファンもその時の思い出は消えないし本人次第でいくらでも思い出すことが出来る。アイドルもファンも一生続けられるわけではない。お互いがその一瞬一瞬に想いを閉じ込めるしかない。

円盤化しないコンサート、音源化しないオリジナル曲、次を約束されてはいないお仕事。だからこそこんなにも儚くて素敵なものだと、Jr.の頑張りを見て気付かされた。

 

 

 

いつかいなくなるかもしれない。いつか私がヲタ卒するかもしれない。それでも"今この瞬間"を生きて青春を捧げてくれる彼らとファンとの時間が思い出として残れば、それ以上に素敵なことはないと勝手に思っている。

 

だからこそ、本当に単独公演の最後の最後、舞台上に誰もいなくなり袖から煽るがりさんの声に儚さを感じながらも全力で答えたヲタクは私だけじゃないはず。

 

「これからもずーーーっと俺らのこと愛してくれますか?」

 

「ハイハイ!!!」

 

 

 

平成最後の夏、瑞稀君と、HiHiと、いやジャニーズJr.に出会えて本当に良かった。好きになれて良かった。いつかEXに通ったことが懐かしくなる時が来ても、2018年の夏にもらった幸せの大きさは絶対に忘れない。瑞稀君がいる限り私は幸せだしずっと笑顔でいるから、山田君みたいに大きくなってね瑞稀君!

 

そして何より勢いで書いたこの拙いブログをここまで読んでくださった心優しいみなさまとのたくさんの出会いがありますように!

HiHi Jets 最高!!!